☆Black Lives Matter!人種差別などの歴史がわかる映画
日本人にとって、Black Lives Matterはわかるようでなかなか理解するのが難しいことですよね。
というのも、人種差別だけど今に始まったことではないし、その根っこは深いものだから。
私は時々、人種差別についての映画を観るんですが、実話がもとになっている映画となると、いろいろ考えさせられます。
今回は、そんなBlack Lives Matterなど人種差別をテーマにした映画をご紹介します。
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また、英語にすると勉強にもなります👍
☆Selma (グローリー・明日への行進)
アラバマ州セルマで起きた血の日曜日事件について描かれた映画。実話が基になっていて、黒人の人たちが権利を得ようとする姿に😢です。(2014年作)
あらすじ
1965年3月7日、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の呼び掛けで集まった、黒人の有権者登録妨害に抗議するおよそ600名がアラバマ州セルマを出発。だが、デモ行進の前に、白人知事は警官隊を動員して彼らを暴力で制圧する…。
☆Hidden Figures(ドリーム)
人種差別がある1960年代のアメリカが舞台。初の有人宇宙飛行計画に乗り出したNASAに勤めていた黒人女性スタッフの功績が描かれた物語。(2016年作)
あらすじ
1960年代の初め、国家の威信をかけてアメリカは有人宇宙飛行計画に乗り出す。NASAに勤めていたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー(ジャネール・モネイ)は、人種差別と闘いながら、地球周回軌道飛行を成功させようとする。
☆Get Out (ゲット・アウト)
この映画は、実話ではないですが人種差別の怖さを描いた映画。恋人の実家に行った黒人の青年が、ある恐怖体験をすることになる。予告動画からも恐怖が伝わってきます。(2017年作)
あらすじ
ニューヨークで働いている黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、恋人である白人のローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家へ招待される。しかし、黒人の使用人がいたり、自分を凝視する家政婦に違和感を覚える…。
☆Precious (プレシャス)
ハーレムに住むアフリカ系アメリカ人少女の過酷な人生を描くヒューマンドラマ。観ていると少し辛くなる場面もありますが、現実にありそうで悲しくなります。(2009年作)
あらすじ
実父と義理の父からの性的虐待によって二度妊娠した、母親(モニーク)から、16歳の少女プレシャス(ガボレイ・シディベ)は虐待を受けていた。複雑な家庭環境から抜け出すために、学校の先生やソーシャルワーカー(マライア・キャリー)らの助けを借りるが…。
☆The Help (ヘルプ)
1960年代、人種差別が広がっていたアメリカの田舎町が舞台。そんな田舎町に変化をもたらした女性たちを描いたヒューマンドラマ。私の好きな映画の一つ。(2011年作)
あらすじ
1960年代、アメリカのミシシッピ州などの白人の家でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドという立場に疑問を抱き、インタビューをしにいく。しかし、何が起こるかわからない彼女たちは口を開かない。そんな中、一人の女性の勇気をだし…。
☆Driving Miss Daisy (ドライビングMissデイジー)
老女の運転手という感じで人種差別があるようだけど、少し心温まるヒューマンドラマ。モーガン・フリーマンが、いい味だしてます✨(1989年作)
あらすじ
1948年、夏。長年勤めた仕事を辞めたデイジー(ジェシカ・タンディー)は未亡人。ある日、運転中に大事故を引き起こしかける。そんな母の姿を見て、息子のブーリーは専用の運転手(モーガン・フリーマン)を雇うことに…。
☆Invictus (インビクタス/負けざる者たち)
実話を基にした映画で、すごく感動します。反アパルトヘイト運動に尽力したネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情が描かれています。(2009年作)
あらすじ
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)は南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。まだアパルトヘイトによる差別や格差が残るなか、ラグビーチームの再建を図る。マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、1995年のラグビー・ワールド・カップに向け、一致団結しようとする…。
☆Goodbye Bafana (マンデラの名もなき看守)
上記のインビクタスと一緒に観てほしいのがコレ!南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラの“囚われの27年間”に焦点があてられている感動作です😢(2007年作)
あらすじ
1968年の南アフリカ。アパルトヘイト政策で黒人が差別されているなか、白人看守のグレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、マンデラ(デニス・ヘイスバート)が収監されている刑務所に赴任。グレゴリーは、マンデラの故郷の言葉であるコーサ語ができるため、マンデラらの会話をスパイするよう命じられるが…。
☆Straight Outta Compton (ストレイト・アウタ・コンプトン)
大物ラップアーティストが結成していたN.W.A.の軌跡に迫る音楽ドラマ。カリフォルニアの中ですごく治安が悪く、犯罪発生率も高いコンプトンで生まれたグループ…実話なので興味深かったです。(2015年作)
あらすじ
1986年、コンプトン。犯罪発生率が高い地域で暮らす、アイス・キューブ(オシェア・ジャクソン・Jr)、ドクター・ドレー(コーリー・ホーキンズ)らの若者は、N.W.A.というヒップホップグループを結成するが…。
☆To Kill A Mockingbird (アラバマ物語)
ピューリッツァ賞を受賞した『ものまね鳥を殺すには』が映画化になったこの作品。白黒映画でちょうどこの時代のことが反映されているのかな…という感じがします。(1962年作)
あらすじ
不況の1932年、アラバマ州。幼い息子と娘がいる弁護士フィンチ(グレゴリー・ペック)に、暴行事件で訴えられた黒人トム(ブロック・ピータース)の弁護依頼がくる。しかし、ここは偏見が根強い町。周りの人は、黒人側に付いたフィンチに冷たく当たり始め…。
☆Hairspray (ヘアスプレー)
人種差別だけど、ミュージカル映画で軽やかに描かれているこの作品。人種差別が残る60年代のボルチモアが舞台になっていて、外見を気にしないヒロインが活躍します✨レトロな可愛いファッションなども必見!(2007年作)
あらすじ
おしゃれにダンスが好きな女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気テレビ番組のダンサーになること。ある日、番組のオーディションがあると知ったトレーシーは、母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切り…。
☆12 Years A Slave (それでも夜は明ける)
結構生々しい場面もあって目を瞑りたくなるけど、観てほしい作品。奴隷制度があったアメリカが舞台となっていて、拉致され、南部の農園で12年間も奴隷生活をさせられた黒人男性の実話です。(2013年作)
あらすじ
1841年、奴隷制廃止前のニューヨーク。家族と幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日拉致され、奴隷として売られてしまう。エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちのひどい仕打ちを受けていた彼は…。
☆Lee Daniels’ The Butler (大統領の執事の涙)
奴隷から大統領の執事になったホワイトハウスの黒人執事が描かれている作品。ストーリー展開から目が離せないほど、興味深い人生です。(2013年作)
あらすじ
綿花畑で奴隷の息子として生まれた、セシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)は、ホテルのボーイとなり、ホワイトハウスの執事へと抜てきされる。歴代の大統領に仕える間、キューバ危機、ケネディ暗殺といった出来事を目の当たりにしてきたセシルだったが…。
☆Green Book (グリーンブック)
最近観た映画でよかったのがコレ。黒人ピアニストと彼に雇われた白人の運転手が、人種差別が残るアメリカ南部を目指すというヒューマンドラマ。(2018年作)
あらすじ
1962年、NYのクラブで用心棒として働くトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ある日、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことに。シャーリーは南部へのツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手にして旅立つことになるが…。
☆Blackkklansman (ブラック・クランズマン)
(Reiruiさんおすすめ✨)同じ年のアカデミー賞候補で、Green Bookが白人からみた黒人差別を描いているのに対し、黒人が自ら黒人差別と戦う映画です。エンタメとしても躍動感がありとてもよく作られています。(2018年作)
あらすじ
コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。彼は、捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に応募するが…。
☆Freedom Writers (フリーダム・ライターズ)
(Megumiさんおすすめ✨)地域差、環境、教育の差が子供達に影響を与えるという事を垣間見れる映画。自分のお金、人生をかけて生徒達に耳を傾ける先生と、それぞれ闘いながら生きながらも学ぶ楽しみを知っていく生徒達に胸を打たれました。(2007年作)
あらすじ
1994年、ロサンゼルス郊外にある、ロングビーチ。ロドニー・キング事件がきっかけで起きたロス暴動直後に、この地域にあるウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリン(ヒラリー・スワンク)は、問題が多く、基本的な学習能力さえない生徒たちを担当することになるが…。
☆The Hate U Give (ヘイト・ユー・ギブ)
警官が無抵抗の黒人青年を射殺したという、実際の事件に少し手が加えられた小説の映画版。(2018年作)
あらすじ
黒人で16歳のスター(アマンドラ・ステンバーグ)は、幼いころから白人と共存して生きるように教えられてきた。彼女は白人たちが通う学校の生徒となり、白人のボーイフレンドと青春を楽しんでいたが、ある日、幼なじみが白人警官に撃ち殺されるのを目撃し…。
☆Just Mercy (黒い司法 0%からの奇跡)
(Rieさんおすすめ✨)生まれてきた人種によって、奪われてしまう自由と人権がある。その恐怖と闘い、希望を見出そうとする人々の人生の氷山の一角が描かれた映画です。(2019年作)
あらすじ
1980年代のアラバマ州、黒人に対する差別があるなか、黒人の被告人ウォルター(ジェイミー・フォックス)は、身に覚えのない罪で死刑宣告をうける。新人弁護士のブライアン(マイケル・B・ジョーダン)は、彼の無実を証明するために奔走するが、陪審員は白人で、証言は仕組まれていた…。
法廷でよく使われる英語

☆Blindspotting (ブラインドスポッティング)
(marikoさんおすすめ✨)主人公の「俺は壺で顔なんだ!」って 台詞に全てが詰まっています。 世間のイメージは物事を盲点だらけにしてるなぁ、と感じます。 最後、ラップのシーンがあるのですが その気迫が凄いです!(2018年作)
あらすじ
コリン(ダヴィード・ディグス)は、オークランドに住む黒人青年。残り3日間となった保護観察期間を無事に過ごす必要があった。ある日、コリンは家に帰る途中、車の前に飛び出した黒人男性が白人警官に背後から撃たれる場面に出くわし…。
☆American History X (アメリカン・ヒストリーX)
(タカシさんおすすめ✨)代表的な作品の一つだと思います。アメリカに未だに根深く残る問題を、多少過激な描写で見事な作品に仕上げている、色々考えさせられる話です。(1998年作)
あらすじ
父を黒人に殺された恨みから、白人至上主義グループのメンバーとなったデレク。やがて殺人事件で刑務所送りになった彼が出所してきた時、デレクは自分を崇拝する弟がメンバーとなっている事実を知ることになり…。
☆映画からもいろんなことを学ぼう!
これらは、私が今までに観たことのある映画です。
どれも考えさせられる映画ですが、一番衝撃だったのは「それでも夜は明ける」かなと思います。
自由の身だったのに、売られて奴隷になるという人生…あなたには想像できますか。
比べるべきではないけれど、こういう事実を知ると、自分の悩みなんてちっぽけだなと思いますね。
映画からでも、歴史などを知ることはできるので、ぜひ観てみてくださいね!
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