翻訳者になるには?AIの進化で仕事がなくなるってほんと?
こんにちは!Grace School(フリーランス用オンラインスクール)を運営しているAnnaです♡
「翻訳者になりたいけれど、どうやってなるのかわからない。」
「語学力をいかして在宅で仕事ができる翻訳に興味があるけど、未経験でフリーランスってなれるの?」
「翻訳者に興味はあるけれど、今後機械翻訳が進んで、仕事がなくなるのでは?」
翻訳という仕事に興味がある方は、このような疑問をもったことがあるのではないでしょうか。
この記事では、翻訳者を目指す方に向けて
・翻訳者になるにはどうしたらよいのか
・翻訳者に必要なスキルとは
・翻訳者の今後の需要
について、解説していきます。
翻訳という仕事に興味がある方に役立つ記事です👍
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☆翻訳者とは

翻訳者とは、ある言語で書かれた文章を別の言語に置き換える仕事のことです。
英語で書かれている文章を日本語に置き換えたり、日本語で書かれている文章を英語に置き換えたりすることです。
世界には英語、中国語、フランス語など、たくさんの言語があり、さまざまな言語を専門とする翻訳者がいます。
その国の文芸や映像を、他国の人々が楽しんだり、海外ビジネスを円滑に行ったりするために、翻訳者は必要な存在であり、さまざまな業界で活躍しています✨

☆翻訳者になるには?

翻訳者になるにはどうしたらよいのか。
翻訳者には、決まった資格や免許がないので、人によって目指すルートはさまざまです。
しかし、相当高いレベルの語学力が必要となるので、まずは語学力を身に付けるところからスタートします✨
翻訳者の多くは、大学や専門学校で外国語を学んでいた人が多いです。
ただ、なかには独学で翻訳者になった方や外国語学部以外の学部出身者でも翻訳者になっている方もいます👍
☆翻訳者の働き方

語学力を身に付けたあと、翻訳者の働き方は、会社員、フリーランス、副業、さまざまな働き方があります。
具体的には以下のような働き方があります。
・翻訳専門会社に就職
求人数は少なく狭き門ですが、専任で翻訳者として働くことができます✨
経験者のみ募集としている会社が多いので、実務経験がない未経験者にはハードルが高いです💦
・一般企業で翻訳の仕事をする
翻訳専門会社ではなく、会社のなかで翻訳担当として仕事をします。
その業界についての知識と経験を積むことができるので、得意分野の強みができ、その後フリーとしても活躍しやすくなります。
・翻訳専門会社に登録する
翻訳の求人を扱う翻訳会社に登録し、トライアル(試験)に合格すると、求人に応募することができたり、オファーを受けたりすることができます。
・クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と、仕事を探している人を仲介するWebサイトのことです。
誰でも簡単に登録ができ、翻訳の仕事も多く取り扱っています✨
その反面、競争率が高く低単価になりがちですが、未経験者が練習、実績を積むための手段としてはハードルが低く、挑戦しやすいです👍
・翻訳コンテストに応募する
翻訳会社や英字新聞、語学系サイトなどで翻訳コンテストを定期的に開催していることがあります。
直接的な仕事ではありませんが、無料で応募できるものや、入賞者には賞金がもらえるものもあるので実績作りとして活用されています✨
入賞された実績ができれば、経歴にも書けるので、仕事も獲得しやすくなります。
・SNSやブログを利用する
最近ではTwitter、インスタグラムなどのSNSやブログを通して、仕事を獲得する方法もあります。
自分のスキルや実績を発信し続けることで、知名度があがっていき、企業や個人の方から直接依頼がくることもあります。
思わぬところから仕事の話が舞い込んでくることもあるのでSNSやブログをうまく活用するのも大切です。

☆翻訳者の仕事の種類

翻訳者の仕事には、大きく3種類あります。
・文芸翻訳
文芸翻訳とは、海外の小説、雑誌、曲など、さまざまな文芸作品の翻訳。
作品の世界観や作者の意図をくみ取り、適切な表現で翻訳する力が求められます。
・実務翻訳
実務翻訳とは、外国語で書かれたビジネス用の契約書、マニュアル、報告書などの翻訳。
実務翻訳では、医療、金融、IT、法律など、その業界の専門的な用語や知識が必要です。
・映像翻訳
映像翻訳とは、海外の映画、ドラマ、ドキュメンタリー番組など、映像作品の翻訳。
映像翻訳では、視聴者が字幕をみた瞬間に理解できるような、わかりやすい文章に翻訳する力が必要です。
わかりやすい文章にするだけでなく、作品の世界観や、登場人物の心情を汲み取ったうえで、伝わるような表現を知っていることが必要です。
文字数の制限もあるので、そのうえで適切な表現を選ばなければなりません。
☆翻訳者になるための必要な語学力のレベルは?

では、どれくらいの語学力があれば、翻訳者になれるのか。
結論からいうと、翻訳者にはこのレベルであれば翻訳者になれるといった具体的な決まりはありません。
(英語の場合)一般的に、翻訳者としての目安はTOEIC900以上、英検1級レベルと言われています。
しかし、これはあくまでの目安であり、TOEICや英検などの資格を持っていれば翻訳者になれるというわけではありません💦
ただし、全く意味がないというわけではないので、就職の際など、客観的に語学力を証明するものとして、また、自分の力を知るためにも資格は取っておいて損はないです。
翻訳者に必要な語学力とは、リーディング力はもちろん、ライティング力、分野によってはリスニング力も必要となってきます。
プロの翻訳者として、文法や語彙に誤りがあるのは論外です。
完璧な文章を書くことができて当たり前の世界なので、正しい文法や語彙の知識は必要です。
また、語学力はネイティブ並みであることも必要条件です。
適切な翻訳をするために、ネイティブの独特な表現が理解でき、その国や地域の文化的背景を知っておかなければなりません。

☆翻訳者に求められる3つのスキル

翻訳者には語学力だけでなく、さまざまなスキルが必要です。
語学力以外にどのようなスキルが必要なのか、3つまとめてみました。
・専門的な知識
医療、金融、IT、法律など専門的な分野における知識がないと、実務翻訳の世界では翻訳ができません💦
語学力だけでなく得意な分野や経験があると、実務翻訳で活躍しやすくなります。
・目的を理解する能力
翻訳には必ず翻訳する意味があり、依頼者の目的を実現することができる力が必要です。
ただ、言語を置き換えるのではなく、最終的な目的に沿った翻訳をすることが大切です。
例えば「売ること」が目的であれば、購買意欲がそそられるような表現を使って翻訳する必要があります。
・リサーチ能力
翻訳は、調べる作業がとても多い仕事です。
単語や意味がその業界にふさわしい表現になっているか、業界について調べたり、専門的な知識を調べたりしなければなりません。
調べる量も多く、時間のかかる作業なので効率よく調べることできる力が必要です。
☆翻訳者に向いている人とは?

どのような人が翻訳者に向いているのでしょうか。
性格や適性について解説していきます。
・常に向上心がある
翻訳者の仕事は、その国の文化や最新技術を理解し、他国の人々に紹介することです。
その国の文化や歴史を理解していないと、翻訳はできず、ただ言葉を置き換えただけの作業になってしまいます。
外国の文化や社会問題ついて深い興味や知識をもっていて、常にアンテナを張りながら探求していくことが大切です✨
自ら学び、教養を高め、自分を成長させようとする強い意欲がないと、翻訳者にはなれません。
・読み手や依頼者の意図を考えることができる人
翻訳した文章が機能するためには、読み手(ターゲット)にとって分かりやすい文章であることかつ、読み手の印象に残る文章であることが大切です。
難しい専門的な用語を使って翻訳しても、読み手が子どもであれば、その翻訳は機能しません。
読み手や依頼者の意図など、相手の立場になって考えることが大切です。
・長時間のデスクワークが苦にならない人
翻訳の仕事は、何時間もデスクで集中して、正確かつ丁寧に翻訳し、確認作業を行っていきます。
また、翻訳の仕事の大半は文献などを調べて知識を得る、リサーチ作業です。
文法や単語が適切か、誤字脱字はないか、適切な表現となっているか、専門用語の意味の確認など何時間も集中して作業を行わなければなりません。
なので、じっとしっていることが苦手な人には向かない仕事です💦
細かい調査や作業を苦痛と思うのではなく、楽しいと思うことができる人に向いています。

☆機械翻訳と将来性について

機械翻訳の発達によって翻訳者の仕事はなくなるのか。
近年、AIの発達により、スマートフォンや専用端末を使って誰でも簡単に機械翻訳を利用できるようになりました。
機械翻訳の質も年々向上しています。
海外旅行のときや、すぐに単語の意味を調べたいときなど、さまざまな場面で活用されています。
とはいえ、機械翻訳の能力は翻訳者の仕事がなくなるほど性能は高くありません💦
いまの機械翻訳には、作者の世界観や細かな文脈のニュアンスをくみ取って表現する力はありません。
言葉は常に生きており常に変化しつづけ、機械に変えられない細かな表現は人間特有のものであり、AIに表現させることは難しいのです。
特にネイティブの言い回しやニュアンスが重視される、映画、ドラマ、本、雑誌などの文芸・映像翻訳では、今後も機械ではなく翻訳者による翻訳の必要があります。
長く活躍し続けられる翻訳者になるには、AIが真似することのできない言語の表現力を磨きつつ、時代の変化に合わせた専門的知識を身に付けていくことが大切です。

☆翻訳者になるには 向上心と忍耐力が大切
翻訳者になるには、決まった方法や資格がないので人それぞれ。
語学力だけでなく、たくさんのスキルが必要です。
日頃からさまざまな分野に興味をもち、あらゆるパターンの文章にふれておくことが翻訳者として活躍していくために大切。
常に自己成長意欲をもち、コツコツと勉強し、チャレンジし続ける忍耐力が翻訳者には必要です。
翻訳者は実力主義なので苦しい場面もありますが、学んだ分だけ知識が増え、自己の成長につながります。
自分が翻訳したものが、国境を越えた国と国の橋渡し役になれる喜びは、非常に大きなやりがいを得られる仕事です。
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