実話を元にした映画って、「本当にあったの?」と衝撃を受けるとともに、感動することも多いですよね。
実話映画が好きな私にとっては、映画から歴史を学ぶことも多く、なかなかランキングはつけられないのですが、おすすめ映画をご紹介していきます👍
AmazonプライムとかU-NEXTなら、たくさん映画を観ることができるのでおすすめです✨
☆恋愛の実話映画
まずは、感動ものが多い実話を元にした恋愛映画です。
・The Theory of Everything (博士と彼女のセオリー)
イギリスの理論物理学者、スティーブン・ホーキンス博士と彼の元妻、ジェーン・ホーキンスの関係を描いた映画。この作品で、主演のホーキンス博士役を務めたエディ・レッドメインはアカデミー賞で主演男優賞を受賞しました。(2014年作)
あらすじ
1960年代、イギリスのケンブリッジ大学で物理学を研究しているスティーブン・ホーキンスは、同じ大学で中世詩を学んでいるジェーン・ワイルドと出会い、恋に落ちる。幸せの束の間、スティーブンは体に異変を感じ、医師に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と判断され、余命2年と宣告されてしまう。まわりに反対されながらも、それでも2人は結婚する…
・Kill Your Darlings(キル・ユア・ダーリン)
アメリカの詩人、アレン・ギンズバーグのコロンビア大学での学生時代を描いた青春映画です。(2013年作)
あらすじ
コロンビア大学に入学したアレン・ギンズバーグ(ダニエル・ラグドリフ)は、期待していたものとは異なる、大学の保守的な授業や体制に不満を感じていた。そんななか、ルシアン・カー(デイン・デハーン)と出会い、彼の自由奔放な姿に徐々に魅了されていく…
・Maudie(しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス)
カナダ人の画家、モード・ルイスの知られざる人生を描いた物語。不運に負けず、好きなことに没頭し続けるモードに目が奪われます。(2016年)
あらすじ
モード・ルイス(サリー・ホーキンス)は絵を描くことが大好き。重いリウマチを患っているせいで世間から厄介者扱いをされてきたモードだったが、家政婦の応募があることを知り、応募する。雇い主は魚商人のエベレット・ルイス(イーサン・ホーク)。孤児院育ちで学校に行ったことがないエベレットも、また生きるのに苦労していた。はみ出しものの2人の仲は、徐々に深まっていく…
・Loving(ラビング 愛という名前のふたり)
人種が異なる人同士の結婚が法律で禁止されていた1950年代のアメリカを舞台に、いくつもの障害を乗り越えて愛を貫いた白人男性と黒人女性の物語です。俳優のコリン・ファースが制作に関わっています。(2016年)
あらすじ
幼なじみのリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)とミルドレッド(ルース・ネッガ)は恋人どうし。ミルドレッドが妊娠したことをきっかけに、リチャードはプロポーズをする。しかし、1958年、2人が住むアメリカのバージニア州では異なる人種の結婚は禁止されていた。リチャードは白人でミルドレッドは黒人。2人はワシントンD.Cで結婚し、地元に戻ってくる…
☆病気の実話映画
難病といった病気を題材に、実話を元にした映画も感動しますね。
・Brain or Fire(彼女が目覚めるその日まで)
原因不明の病に苦しむ主人公の姿を見るのはとても辛いですが、決して諦めずに彼女を救おうと奮闘する家族とボーイフレンドの姿に胸が熱くなる作品です。(2016年)
あらすじ
21歳のスザンナ・キャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)は「ニューヨーク・ポスト」で働き始めたばかりの新米記者。恋人のスティーブン(トーマス・マン)もいて、順風満帆な生活をおくっていた。すると、突然スザンナに謎の症状が起こるようになる。幻聴、幻覚、物忘れ…ついには発作を起こしてしまい、スザンナは病院に運ばれる…
・Mein Blind Date mit dem Leben(5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生)
先天性の病気で視力の95パーセントを失った青年が、障害に屈せずホテルマンになるため奮闘する、実話を基にしたヒューマンドラマ。夢を叶えるために懸命に努力する主人公の姿が、映画を見ている側も前向きにさせてくれる映画です。(2017年作)
あらすじ
病気で視力の95パーセントを失った青年、サリー(コスティア・ウルマン)は、自分の障害に屈せず、努力をして盲学校ではなく、普通高校を卒業する。ずっと夢だったホテルマンになるため、たくさんのホテルの採用に応募するものの、サリーは視覚障害が原因で全て断られてしまう。そこで、視覚障害を隠して5つ星に応募すると、なんとサリーは採用されることになる…
・Dallas Buyers Club(ダラス・バイヤーズクラブ)
HIVで余命わずかだと宣告された男性が、薬を求めて世界中を駆け回り、「生きる権利」を訴える映画です。(2013年)
あらすじ
だらけた生活を送っている電気技師でロデオ・カウボーイのロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は、突然、「エイズに感染していて余命は残り30日」だと医師に告げられる。エイズに対して理解が少なかった1985年、ロンは友人や同僚から距離を置かれるようになる。アメリカにはエイズの認可治療薬が少ないことを知ったロンは、効果の高い治療薬を探しに旅に出る…
・A Beautiful Mind(ビューティフル・マインド)
ノーベル経済学賞を受賞した、実在した天才数学者、ジョン・ナッシュについて描いた映画です。アカデミー作品賞、監督賞を受賞しています。(2001年作)
あらすじ
天才数学者、ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)はプリンストン大学院の数学科に入学し、研究に没頭していく。在学中、ジョンはアリシア・ナッシュ(ジェニファー・コネリー)と出会って恋に落ち、結婚する。優れた能力を国に認められたジョンは、MITの軍事施設に採用されるが、徐々に国際的な陰謀論に巻き込まれてしまう…
・Welcome to Marwen(マーウェン)
実在するミニチュア写真家兼イラストレーターのマーク・フォーガンキャンプの実話。CGアニメ(マークの空想)と実写がうまく合わさって制作されている映画です。(2018年)
あらすじ
自分で作ったミニチュアの写真を撮ることが趣味のマーク・ホーガンキャンプ(スティーヴ・カレル)。マークは暴行されて9日間昏睡状態に陥った過去があり、その後遺症で記憶障害とパニック障害を抱えている。マークが作ったミニチュアの空想世界“マーウェン”では、5人のバービー人形とG.I.ジョーのホーギー大尉がナチスの親衛隊と戦っていた…
・My Sister’s Keeper(私の中のあなた)
家族を救うため、他の家族は犠牲を強いられてもいいのか?家族の愛、親子の愛、きょうだいの愛、そして命について深く考えさせられる映画です。(2009年作)
あらすじ
白血病のケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)を救うため、サラ(キャメロン・ディアス)とブライアン(ジェイソン・パトリック)のフィッツジェラルド夫婦はケイトのドナーとするべく遺伝子操作でデザイナーベビーを作ることを決める。こうして生まれたのがアナ(アビゲイル・ブレスリン)だった。幼い頃からドナーとしてケイトに骨髄移植や輸血を行ってきたアナだったが、13歳になり、はじめてドナーになるのを拒否する…
・Awakenings(レナードの朝)
30年間も眠り続け、奇跡的に目覚めた患者、レナードと人付き合いが苦手な医師セイヤーの交流を描いた映画です。(1990年作)
あらすじ
神経病専門病院に新しく赴任してきた、人付き合いが苦手な医師、マルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は、患者たちの症状を回復させるために日々奮闘している。セイヤー医師は、非認可のパーキンソン病の薬を30年間昏睡状態の患者、レナード・ロウ(ロバート・デ・ニーロ)に投与することを決める。すると、しばらくしてレナードが30年ぶりに目を覚ます…
☆戦争の実話映画
戦争を題材にした実話映画は、感動ものと衝撃があることが多いです。
好みはありますが、ぜひご覧ください。
・The Pianist(戦場のピアニスト)
第二次世界大戦中、実在したユダヤ系ポーランド人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を映画化した作品。カンヌ映画祭でパルムドール賞を受賞したほか、主演のエイドリアン・ブロディはアカデミー主演男優賞も受賞しました。(2002年作)
あらすじ
ポーランドでピアニストとして活躍していたユダヤ人、ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)は、1939年、ナチスドイツがポーランドへ侵攻したことで生活が激変する。奇跡的に死なずにすんだシュピルマンは必死に身を隠していた。しかし、ある晩ついにドイツ兵に見つかってしまい…
・Flags of Our Fathers(父親たちの星条旗)
太平洋戦争中の「硫黄島の戦い」を日米の視点で描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側の映画です。クリント・イーストウッド監督作品。(2006年)
あらすじ
ジョン・ドク・ブラッドリー(ライアン・フィリップ)は、兵士として硫黄島で戦った過去があった。「あいつはどこだ」と何度もうわ言を繰り返すようになった年老いた父親のブラッドリーを見て、息子のジェームズ(トム・マッカーシー)は過去の話を聞くため、父の戦友たちを訪ね始める。戦時中の硫黄島では、いったい何が起こっていたのか…
・Schindler’s List(シンドラーのリスト)
第二次世界大戦中、ドイツのナチス軍によるユダヤ人大虐殺が行われていたなか、大勢のユダヤ人の命を救ったドイツ人実業家、オスカー・シンドラーの実話を描いた作品です。スティーブン・スピルバーグ監督作品。(1993年)
あらすじ
1939年、ポーランドはドイツ軍の占領下に置かれ、ユダヤ人はドイツ軍に見つかると強制的に隔離施設へと送られていた。あるとき、戦争を利用して財をなそうとオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)がクラクフにやってくる。ドイツ人実業家でナチス党の党員でもあるシンドラーは工場を作り、経営を優秀なユダヤ人会計士イザック・シュターン(ベン・キングズレー)に任せることにする…
・Glory (グローリー)
舞台はアメリカ南北戦争。実在した、アメリカ初の黒人部隊を描いた映画です。この映画で、黒人兵士役を務めたデンゼル・ワシントンはアカデミー助演男優賞を受賞しました。(1989年)
あらすじ
南北戦争時代、アメリカ北軍大尉ロバート・グールド・ショー(マシュー・ブロデリック)は、アメリカ北軍初の黒人部隊の隊長に就任する。兵士として志願してきた黒人は、ほとんどが南部から逃げてきた奴隷たちだった。就任したばかりのショーに待ち受けていたのは、敵の南軍ではなく、共に戦うはずの北軍兵士による黒人差別や人種に対する理解のなさだった…
☆料理の実話映画
料理が題材の実話を元にした映画は、楽しくて元気になるようなものが多い気がします。
・Les Saveurs du palais (大統領の料理人)
1980年代にフランスのミッテラン大統領に仕えた、フランス官邸史上初の女性料理人ダニエル・デルプシュをモデルに描いた映画です。(2012年作)
あらすじ
オルタンス・ラボリ(カトリーヌ・フロ)は、フランスの田舎で小さなレストランを営む料理人。そんな彼女は、ある日突然、大統領の専属料理人にならないかとオファーを受ける。大統領官邸史上初の女性料理人として働き出したオルタンスは、大統領から信頼を得る。はじめは嫉妬や嫌がらせをしていた男性料理人たちも、いつしかオルタンスの情熱と料理の腕に刺激されていき…
・Chef(シェフ 三ツ星フードトラック始めました)
さまざまな困難に負けず、頑張り屋なシェフの物語。美味しそうな料理がたくさん出てきて、思わずお腹が空いてくる映画です。(2013年作)
あらすじ
ロサンゼルスの一流レストランで総料理長として働くカール(ジョン・ファブロー)は、メニューに対して口を挟んでくるオーナーと喧嘩し、突然店を解雇されてしまう。ドン底のカールを心配した前妻イネズ(ソフィア・ベルガラ)は、カールに息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー)を連れて故郷のマイアミに行くことを提案する。そこでカールはキューバサンドイッチに出会う…
・The Founder(ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ)
世界中で有名な、世界最大のファーストフードチェーン店「マクドナルド」は、どうしてこんなにも成功をおさめたのか?マクドナルド・コーポレーションの創業者レイ・クロックについて描いた映画です。(2016年作)
あらすじ
ミキサーのセールスマンとして働くレイ・クロック(マイケル・キートン)は、お手頃価格でハンバーガーを販売している店を訪れる。リチャード・マクドナルド(ニック・オファーマン)とモーリス・マクドナルド(ジョン・キャロル・リンチ)が経営している「マクドナルド」にビジネスチャンスを思いついたレイは、マクドナルド兄弟に共同経営しないかと持ちかける…
・Julie & Julia(ジュリー&ジュリア)
1960年代にフランス料理をアメリカの一般家庭に初めて紹介したといわれる料理研究家の女性と、時代を超えてジュリアのレシピを全て再現しようとした女性の実話を描いた映画作品です。(2009年作)
あらすじ
パリを訪れ、フランス料理に魅了されてパリの名門料理学校に入ったジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)。ジュリアは学んだ知識を生かして、家庭でも作れるフランス料理のレシピ本を出版する。その50年後、OLのジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は、毎日ジュリアのレシピ本に載っている料理を作ってみることを決める…
☆犯罪の実話映画
犯罪が元になった実話映画は、かなり衝撃的です。
・Girl in the Basement(ガール・イン・ザ・ベースメント)
2015年に制作された映画『Room(ルーム』の原案になった映画です。父親から20年以上も監禁し続けられた女性の事件について描かれています。(2021年)
あらすじ
実際にあった衝撃の事件、「フリッツル事件」を基に制作された映画。サラ・コディー(ステファニー・スコット)は18歳になり、実家から出て新しい生活を始めようと考えていた。しかし、父親のドン(ジャド・ネルソン)は激怒し、サラを自宅の地下室に監禁してしまう。母親のエイミー(ジョエリー・フィッシャー)は急に行方不明になったサラを探し続ける…
・Bonnie and Clyde(俺たちに明日はない)
アメリカに実在した、ボニーとクライドという名の銀行強盗を描いた映画です。制作年は1967年と少し古いですが、アクションシーンに古さは感じられません。(1967年)
あらすじ
1930年代、大恐慌時代のアメリカ。刑務所から出てきたばかりのクライド・バロウ(ウォーレン・ベイティ)は、ウェイトレスのボニー・パーカー(ファイ・ダナウェイ)と出会う。大胆なクラウドに興味をもったボニーは、クラウドと銀行強盗をするようになる。やがて仲間が増え、ボニーとクラウドの一味は強盗団として報道されるようになっていく。貧しい市民からはお金を奪わない強盗団は、ロビン・フッドとも呼ばれていた…
・Spotlight (スポットライト世紀のスクープ)
アメリカの新聞紙が実際にスクープした衝撃的な出来事を描いた映画です。世の中には、未だに隠された真実が多くあることを教えてくれます。(2015年)
あらすじ
2001年、ボストンの新聞『ボストン・グローブ』の新しい編集長になったマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)は、同紙の取材班「スポットライト」のウォルター・ロビン(マイケル・キートン)と出会う。マーティはウォルターに神父による子どもへの性的虐待事件を調べるように頼む。ウォルター、マイク・レゼンデス(マーク・ラファロ)、サーシャ・ファイファー(レイチェル・マクアダムス)等「スポットライト」班はさっそく取材に取り掛かるが…
・Molly’s Game(モリーズゲーム)
元トップアストリートから違法賭博者になり、FBIに逮捕されるまでに至ったモリー・ブルームの嘘のような本当の話です。(2017年作)
あらすじ
モーグル選手として名を馳せていたモリー・ブルーム(ジェシカ・チャスティン)は、オリンピック出場まであと一歩のところで怪我をしてしまい、モーグル選手を引退する。学校に入り直すまでの1年間、休憩をすることを決めたモリーはハリウッドのクラブで働いていた。すると、闇のポーカークラブの運営を手伝うよう、指示されてしまう…
・The Perfect Mother(私がこわされるとき)
息子や孫を自分の支配下に置きたい姑が、自分の行動に反発する息子の嫁の殺人を計画する、信じられないような実話を基に描かれた映画です。(1997年)
あらすじ
エレニ・ポダラス(タイン・デイリー)は、未亡人。息子のジョン(ルイス・フェレイラ)はキャスリン(アイオン・スカイ)と結婚し、孫にも恵まれ、幸せな生活を送っていた。しかし、ジョンや自分の子供たちについてあまりに口を挟んでくるエレンについてキャスリンが不満をもらしたことから、エレニとキャスリンの関係はこじれていく…
・The Preppie Connection(プレッピー・コネクション)
学校中に麻薬をはびこらせ、自分も麻薬の闇に落ちていったアメリカの学生の事件を基にして制作された作品です。(2015年)
あらすじ
トビアス・ハメル(トーマス・マン)は奨学金を利用して全寮制の名門私立学校に通っている。ある日、友達に依頼されてトビアスは学校にコカインを持ち込んだ。結果として学校中の多くの生徒に麻薬を広めることになり、トビアスはついに直接麻薬の密売組織と直接やりとりを行うようになる…
・Catch Me If You Can(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)
1980年に出版されたフランク・W・アビゲイルの自伝「世界をだました男」が原作の映画です。タイトルは鬼ごっこをするときの英語の掛け声になっています。犯罪はいけないことですが、実話とは思えないくらい、フランクの頭の良さには脱帽です。(2002年)
あらすじ
16歳の少年、フランク・アビゲイル(レオナルド・ディカプリオ)は両親が離婚することを知ってショックを受ける。傷心状態のフランクはひとりでニューヨークに渡るものの、お金が底をついてしまう。「小切手詐欺」を思いつき、見事に成功したフランクは味を占めて何度も繰り返すようになる。しかし、FBI捜査官、カール・ハンラティ(トム・ハンクス)がフランクの詐欺に気づき…
・The Infiltrator(潜入者)
世界最大の麻薬密売組織を解体させるため、アメリカの潜入捜査官ロバート・メイザーの潜入捜査を描いた衝撃の作品です。とても実話とは思えないストーリー。(2015年)
あらすじ
1980年代、アメリカには麻薬が大量に密輸され、大きな問題となっていた。その原因はコロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバル。アメリカ政府はエスコバルとその組織をつぶすため、潜入捜査を行うことを決める。その潜入捜査員として、関税局職員のロバート・メイザー(ブライアン・クランストン)が選ばれた…
・Murder in the First(告発)
アメリカのアルカトラズ島に実在したアルカトラズ連邦刑務所の実体を描いた映画です。囚人たちがひどい虐待にあっていることが告発され、アルカトラズ連邦刑務所は閉鎖されました。(1995年)
あらすじ
貧しい家庭に育ったヘンリー(ケヴィン・ベーコン)は、生活のために5ドルを盗み、逮捕される。罰は25年もの収監で、ヘンリーはアルカトラズ連邦刑務所に送られる。ある日、ヘンリーは脱獄を試みるものの、他の囚人が裏切ったことで脱獄は失敗する。その後、ヘンリーは裏切った囚人を殺害する…
・Left To Die : The Sandra And Tammi Chase Story (レフト・トゥ・ダイ/悪夢のバカンス)
全く覚えのない罪の濡れ衣を着せられた女性の実話を描いた物語です。恐ろしい出来事が現実に起こってしまうおそれがあることに恐怖を感じます。(2012年作)
あらすじ
休暇をエクアドルで過ごしていたサンドラ・チェイス(バーバラ・ハーシー)は、全くもって身に覚えが無い麻薬密輸の容疑で逮捕されてしまう。サンドラの娘、タミー(レイチェル・リー・クック)は母の身の潔白を強く信じ、困難に立ち向かって母の釈放を求めて奮闘していく…
・Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(テッド・バンディ)
アメリカ犯罪史上、最も凶悪な殺人者ともいわれているテッド・バンディについて彼の長年の恋人、リズの視点を通して制作された映画です。(2019年)
あらすじ “シリアル・キラー”の語源となった男、テッド・バンディ(ザック・エフロン)。テッドは1970年代のアメリカで、30人以上の女性を殺害した罪で逮捕された犯罪者だった。整った容姿と賢い頭脳で人々を魅了していくテッド。エリザベス・ケンドール(リズ)(リリー・コリンズ)もまた、テッドに恋に落ちたひとりだった…
☆ドラマの実話映画
・Intouchables(最強のふたり)
事故で体が動かなくなったお金持ちと、介護人として雇われたスラム街出身の黒人との交流を明るく描いたフランス映画です。日本で公開されたフランス映画で歴代1位のヒット作になっています。(2011年作)
あらすじ
事故で頸椎を損傷して以降、全身麻痺になり車椅子で生活する大富豪、フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護人を雇うことを決める。失業保険をもらうため、不合格になる気でフィリップの介護人採用の面接に来ていたドリス(オマール・シー)は、なぜかフィリップに採用され、介護人として働くことになる…
・2 FILHOS DE FRANCISCO – A HISTO’RIA DE ZEZE’ DI CAMARGO & LUCIANO(フランシスコの二人の息子)
ブラジルの国民的兄弟デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノとその家族を描いたブラジル映画。息子たちの夢を叶えようと一生懸命に動く父親の姿に心を打たれます。(2005年作)
あらすじ
1960年代、ブラジルの田舎で家族と共に農業で生計を立てているフランシスコ(アンジェロ・アントニオ)の夢は、自分の息子をプロの歌手にすること。家の貯金を崩して、フランシスコは息子のミロズマル(ダブリオ・モレイラ)とエミヴァル(マルコス・エンヒケ)にアコーディオンとギターを買い与える。息子たちは独学で音楽の腕を上げ、村で徐々に評判になっていく…
・Desert Flower(デザート・フラワー)
ソマリア出身のモデル、ワリス・ディリーの実話を描いた映画。日本ではあまり知られていない、ソマリアの地域に未だに残っている残酷な習慣に思わず目を背けたくなってしまいますが、世界で起こっている現実を知ることができる、学びの多い作品です。(2009年作)
あらすじ
ソマリヤの遊牧民の家庭に生まれた少女、ワリス・ディリー(リヤ・ケベデ)。13歳になったワリスは、父親に見ず知らずの男性と結婚させられそうになる。母親の力を借りてソマリヤからロンドンまで渡ったワリスは、ロンドンでも苦しい生活を過ごしていた。ロンドンのハンバーガーショップでアルバイトをしていると、ワリスはファッションカメラマンに声をかけられる…
・Padman (パッドマン 5億人の女性を救った男)
インドの発明家アルナーチャラム・ムルガナンダムが、インドでは流通していなかった、安価で衛生的な生理用ナプキンを開発した実話を描いた映画。彼の発明は、これまで汚れた布ナプキンを使い回すことがほとんどだったインド人女性の生活を大きく変えることになります。(2018年作)
あらすじ
発明好きのインド人、ラクシュミ(アクシャイ・クマール)は。妻のガヤトリ(ラーディカー・アープテー)が生理のときに布ナプキンを使い回していることを知る。不衛生な布を使い回すと不妊や死亡のリスクが高まることを知ったラクシュミは、ガヤトリを危険な身から守るため、清潔なナプキンを作ることを決意する。周囲から奇妙な目で見られながらも、日々をナプキン作りに奮闘するラクシュミに、運命を変える出来事が起こる…
・The 33(チリ33人 希望の軌跡)
2010年にチリで起こった「コピアポ鉱山落盤事故」の出来事を描いた映画です。事故により地下に閉じ込められた作業員33人が奇跡的に助かった背景には何があったのか?その答えがわかります。(2015年)
あらすじ
チリのサンホセ鉱山で起こった大規模な崩落事故。作業中だった33人の鉱山作業員が全員地下に閉じ込められてしまった。脱出するのは不可能で、水も食料も限られている。世界中のメディアが注目するなか、地下では何が行われていたのか…
・LION (LION/ライオン 〜25年目のただいま〜)
インドでは、毎年8万人もの子どもが行方不明になるそうです。この映画の主人公も、そのひとり。現代のアプリ、Google Earthを使って自分の出生地を探し出す主人公の姿に目が離せなくなる映画です。(2016年作)
あらすじ
オーストラリアで不自由なく、幸せに暮らす青年サルー・ブライアリー(デーヴ・パテール)。実は、彼は生まれ故郷のインドで5歳の時に迷子になって以来、家族と生き別れたままオーストラリアに養子に出された、という壮絶な過去があった。自分の本当の家族とは?Google Earthを使って、サルーは実の家族を探し始める…
・The man who knew infinity(奇蹟がくれた数式)
多くの数式を発見した、インド生まれの天才数学者、ラマヌジャンを描いた映画です。32歳という若さでこの世を去った天才の頭のキレに脱帽します。(2015年作)
あらすじ
1914年、イギリスのケンブリッジ大学で働く数学者ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)は、遠いインドから届いた手紙に目をとめる。差出人は、インド出身の事務員、シュリニヴァーサ・ラマヌジャン(デーヴ・パテール)。しかし、学歴もなく身分も低いラマヌジャンを大学に招き入れることを他の教授たちは強く拒絶する…
・Magdalene Sisters(マグダレンの祈り)
1996年まで実在した、アイルランドのマグダレン洗濯所(マグダレン精神病院)を舞台にした映画で、実際にマグダレン洗濯所で助産師として働いていたジューン・ゴールディングの回想録が原案となっています。(2002年作)
あらすじ
1964年、マグダレン洗濯所に3人の少女が収容される。いとこにレイプされたマーガレット(アンヌ=マリー・ダフ)、未婚で出産したローズ(ドロシー・ダフィ)、美貌で男を誘惑するとみなされたバーナデット(ノラ=ジェーン・ヌーン)。マグダレン洗濯所の収容者は、自分の罪を洗い流すという意味などから、洗濯をはじめとする重労働をさせられている。彼女たちは、労働だけではなく、修道女や神父からも虐待を受ける日々に苦しんでいた…
・Der Kommer en dag/The Day Will Come (きっと、いい日が待っている)
ある幼い兄弟が、実際に起こした奇跡の物語です。どんな環境に置かれても、夢を持ち続けることの大切さ、強さを考えさせられます。(2017年)
あらすじ
1967年、デンマーク、コペンハーゲンで労働者階級家庭の兄弟、13歳のエリック(アルバト・ルズベク・リンハート)と10歳のエルマー(ハーラル・カイサー・ヘアマン)は少年向けの養護施設に預けられる。施設では、職員たちの体罰があるばかりか、兄弟は施設の少年たちのイジメの対象になってしまう…
・The Professor and the Madman(博士と狂人)
世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」はどのようにして生まれたのか?偉大な辞典の誕生の裏にある真実が描かれています。(2019年)
あらすじ
19世紀、言語学博士のジェームズ・マレー(メル・ギブソン)はイギリスのオックスフォード大学で英語辞典制作プロジェクトの中心となって動いていた。はるか昔の時代までさかのぼってあらゆる全ての言葉を記載する、というプロジェクトが困難に陥るなか、ウィリアム・マイナー(ショーン・ペン)と名乗る人物がマレーに大量の資料を送ってくる…
・Changeling(チェンジリング)
1920年代のロサンゼルスで実際に起こった、ゴードン・ノースコット事件をもとに制作された映画です。タイトルは、「Changeling(取り替え子)」という、自分の子供が醜い子供に取り替えられる、というヨーロッパの言い伝えに基づいています。クリント・イーストウッド監督作品。(2008年)
あらすじ
1928年、シングルマザーのクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、ロサンゼルスの郊外で息子のウォルターと暮らしていた。ある日、クリスティンが仕事を終えて家に帰ると、ウォルターはいなくなっていた。クリスティンは警察に通報し、必死にウォルターを探していると、警察からウォルターが見つかったと連絡が入る…
・A Beautiful Day in the Neighborhood(幸せへのまわり道)
良いことも悪いことも、すべての事柄が今の自分を作っている。今の自分から目を背けず、受け入れることが大事だ、ということを教えてくれる映画です。(2019年作)
あらすじ
素晴らしい功績をいくつも重ねている敏腕ジャーナリスト、ロイド・ボーゲル(マシュー・リス)は、ある日、子供番組の司会者を取材することになる。その司会者とは、世間から人気があるフレッド・ロジャース(トム・ハンクス)。わずかな会話の中で、フレッドはロイドが悩みを抱えていることを言い当てる…
・Radio(僕はラジオ)
アメリカのスポーツ専門誌の記事を基に作られた、知的障害の青年と学校の先生の友情を描いた映画です。人の優しさに触れられる素敵な作品。(2003年)
あらすじ
アメリカ南部でアメフト強豪校のコーチを務めるハロルド・ジョーンズ(エド・ハリス)は、カートを押しながら練習場のまわりをぐるぐる歩く青年をよく見かけるようになる。彼は知的障害を抱える黒人(キューバ・グッディング・ジュニア)だった…
・Woman in Gold(黄金のアデーレ 名画の帰還)
戦争に翻弄された女性が、家族と過ごした思い出が残る絵画を取り返そうと奮闘した実話を基に作られた映画です。決して諦めない姿に心を打たれます。(2015年)
あらすじ
クリムトが描いた名画「アデーレの肖像Ⅰ(黄金のアデーレ)」は、世界で最も高額な絵画のひとつとされている。アメリカで暮らす高齢女性、マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)が「アデーレの肖像Ⅰ(黄金のアデーレ)」を所有するオーストリア政府に対し、返還を求めて裁判を起こした。世界中が驚くなか、マリアと弁護士のランディ(ライアン・レイノルズ)は所有権の主張を続ける…
・I, Tonya(アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル)
フィギュアスケート界を揺るがす最大のスキャンダル、「ナンシー・ケリガン襲撃事件」に関わった元フィギュアスケート選手、トーニャ・ハーディングの半生を描いた映画です。(2017年作)
あらすじ
貧しく最悪な家庭環境の中、才能と凄まじい努力でフィギュアスケート選手になったトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。アメリカ人女子選手として史上初のトリプルアクセルを成功させ、オリンピックにも2度出場するなど、トーニャは選手としての栄光をつかむ。しかし、彼女の元夫ジェフ(セバスチャン・スタン)の友達ショーン(ポール・ウォーター・ハウザー)がトーニャのライバル、ナンシー・ケリガン(ケイトリン・カーヴァー)を襲ったことで、彼女の人生は一変してしまう…
・Sully(ハドソン川の奇跡)
2009年のアメリカで実際に起こった、乗客全員が奇跡的に助かった飛行機事故。その知られざる後日談を映画化した作品です。クリント・イーストウッド監督作品。(2016年作)
あらすじ
2009年、ニューヨーク上空で飛行機のエンジンが突然停止する事態が発生する。乗客155名を乗せた飛行機の機長、チェスリー・サレンバーガー(通称サリー)(トム・ハンクス)は、ハドソン川に緊急着水することを決断する。ひとりの機長の判断が大勢の命を救う結果になったのだが、サリーの判断は正しかったのかどうか追及されることになる…
・The World’s Fastest Indian(世界最速のインディアン)
オートバイの地上最速記録をもつ、ニュージーランド人のバート・マンローの実話を基に制作された、アメリカとニュージーランドの合作映画です。(2005)
あらすじ
1960年代、ニュージーランドの南部の田舎町に住む初老の独身男性、バート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)はオートバイ1920年型インディアン・スカウトを改造して日々の生活を楽しんでいた。バートの夢は、愛するバイクと共にアメリカに行き、世界最速記録に挑戦することだった。苦労しながらもどうにかアメリカを訪れることに成功したバートにまず待ち受けていたのは、ニュージーランド訛りの英語がなかなか伝わらないこと…
・NOWHERE BOY(ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ)
偉大なバンド、ビートルズのリーダー、ジョン・レノンのビートルズ結成前の姿を描いた映画です。(2009年作)
あらすじ
両親が離婚し、厳しい伯母ミミ・スミス(クリスティン・スコット・トーマス)に引き取られて育ったジョン・レノン(アーロン・テイラー=ジョンソン)。反抗期中のジョンは、近所に自分の生みの母親、ジュリア・レノン(アンヌ=マリー・ダフ)が暮らしていることを知る。両極端の2人の母親の間に挟まれ、ジョンは葛藤する…
・The Social Network(ソーシャル・ネットワーク)
世界最大のSNS「Facebook」の設立と関わった訴訟について描かれた映画です。世界中で使われている「Facebook」はどうやって誕生したのか?創業者マーク・ザッカーバーグを主人公にして描かれています。(2010年)
あらすじ
マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、在籍しているハーバード大学のコンピューターをハッキングし、女子学生のランキングサイトを立ち上げる。サイトは一瞬でアクセス数を集めるが、すぐに大学にバレてマークは謹慎処分になる。後日、復学したマークはキャメロン(アーミー・ハマー)とタイラー(ジョシュ・ペンス)という双子のウィンクルヴォス兄弟とディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)に学生専用のコミュニティサイトの制作を依頼される…
・Into The Wild(イントゥ・ザ・ワイルド)
1992年にアラスカで青年の死体が発見された事件を基に制作された作品です。俳優のショーン・ペンが監督を務めています。(2007年作)
あらすじ
クリス・マッキャンドレス(エミール・ハーシュ)は裕福で恵まれた環境に生まれ育ったが、お金や物ばかりを与えれば子どもが満足する、と思っている不仲な両親に不満を感じていた。そこで、クリスは自分の身分証を全て捨てて持ち金も寄付し、世界の真理を知るためにアラスカへと旅に出る…
・“Che” The Argentine /Guerrila(チェ 28歳の革命/39歳 別れの手紙)
革命家チェ・ゲバラの人生を描いた、アメリカとフランス、スペインの合同制作映画です。キューバ革命までの姿を描いた前編(28際の革命)と、ボリビアでのゲバラの敗北と処刑までを描いた後編(39歳 別れの手紙)に分けられています。(2008年)
あらすじ
1950年代のメキシコ。持病を抱えながらも貧しい人々を救う方法を求めてアルゼンチン人のエルネスト・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は旅を続けていた。ある日、キューバ人の革命家、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と出会い、バティスタの独裁政権下にあるキューバの国民を救うため、カストロとキューバに密航する…
・The Walk(ザ・ウォーク)
ニューヨークの趙高層ビル、ワールドトレードセンターで綱渡りをして世間を驚愕させた、フランス出身の大道芸人、フィリップ・プティをモデルにした映画作品です。(2015年)
あらすじ
大道芸人としてお金を稼ぐフィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある雑誌の記事を目にして、絶対に達成させる目標を決める。1947年8月7日、フィリップはニューヨークのワールドトレードセンターのてっぺんにいた。フィリップの目標とは、なんと綱渡りでツインタワーを渡りきることだったのだ…
・The Blind Side(しあわせの隠れ場所)
アメリカンフットボールで活躍した元アメフト選手マイケル・オアーの実話を描いた作品。この作品で、サンドラ・ブロックはアカデミー主演女優賞を受賞した。(2009年)
あらすじ
家族と車で帰宅中、リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)は、雨の中歩いているマイケル・オアー(クィントン・アーロン)を発見する。マイケルを放っておけなかったリー・アンは声を掛け、マイケルの境遇を尋ねる。ホームレスになるなど過酷な経験をマイケルがおくってきたことを知り、リー・アンはマイケルを家族として迎え入れることを決める…
・Goodbye Bafana(マンデラの名もなき看守)
南アフリカの刑務所に勤めていたジェイムズ・グレゴリーの日記「さようなら、バファナ」が原作の映画です。警察官から見た、ネルソン・マンデラの投獄時代が描かれています。(2007年)
あらすじ
南アフリカの刑務所で働くジェイムズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、コサ語(南アフリカの公用語のひとつ)を理解できる、という理由で投獄されたネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)の監視を任される。妻のグロリア(ダイアン・クルーガー)は、夫が昇任に近づいたと大喜び。ジェイムズは、マンデラは死刑になるのが当然だと考えていたが、実際にマンデラと出会い、接することで徐々に考えが変わり始める…
・Mandela: Long Walk to Freedom(マンデラ 自由への長い道)
元南アフリカの大統領、ネルソン・マンデラの著書「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」を原作にして制作された映画です。(2013年作)
あらすじ
父親からロリシュラシュラ(「問題児」という意味)と名付けられたネルソン・マンデラ(イドリス・エルバ)は、7歳の時に親元を離れて暮らすことになる。1942年、ヨハネスブルグでオリバー・タンボと弁護士事務所で働いていたマンデラは、白人に支配されている黒人たちの弁護を多く行っていた。ある日、マンデラの知り合いのジャクソンが警察官に暴行され死亡したことをきっかけに、マンデラは抗議活動に参加することを決める…
・Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)
世界中で未だに人気が衰えない、伝説のバンド“クイーン”。そのボーカル、フレディ・マーキュリーの人生を描いた映画です。クイーンのメンバーが映画の音楽総指揮を担当しているのも見所のひとつ!(2018年)
あらすじ
移民家庭で、ロンドンに暮らすファルーク・バルサラ(ラミ・マレック)は、ある日ボーカルとしてバンドのメンバーにならないか、とブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)に声をかけられる。メンバーになることを決めたファルークは、自分を「フレディ」と名乗り始める…
・Blood Diamond(ブラッド・ダイヤモンド)
アフリカで流通していた、“紛争の資金を得るために不法に取引されるダイヤモンド(ブラッド・ダイヤモンド)”を巡って起こる争いを描いた映画です。(2006年)
あらすじ
1999年、西アフリカのシエラレオネでは内戦が続いていた。村を襲われた漁師のソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は、武装組織に捕まってダイヤモンド採掘場で強制労働をさせられることになる。一方、元白人傭兵のダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、武器と交換に武装組織からダイヤモンドを受け取り、ダイヤモンドの密輸を企んでいたところを逮捕される。留置場でダニーはソロモンとポイズン大尉(デヴィッド・ヘアウッド)が話しているのを耳にする…
・Snowden(スノーデン)
2013年、エドワード・スノーデンがアメリカ国家安全保障局(NSA)がインターネットを介して国民を常に監視していることを告発し、大問題になりました。果たして、スノーデンは英雄なのか?犯罪者なのか?その背景が描かれています。(2016年)
あらすじ
2013年6月、世界中が驚いたニュースが発信された。そのニュースとは、アメリカ政府がテロ組織を見つけるための名目で全世界のメールや通話、SNSを全て監視している、というもの。暴露したのは、NSAの元局員、29歳のエドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。スノーデンは、いったいなぜ告発することにしたのか…
・The Wolf of Wall Street(ウルフ・オブ・ウォールストリート)
26歳で証券会社を設立して年収46億円を稼ぎ、10年間で破滅した男。そんな信じられない実話をレオナルド・ディカプリオ主演で映画化したのはマーティン・スコセッシ監督です。(2013年)
あらすじ
金持ちになることを夢見てウォール街にある銀行に入社したジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。ところが、銀行は半年後に倒産。偶然手にした株で儲けを出したジョーダンは味をしめ、証券会社を設立する。軌道に乗ったジョーダンの会社はどんどん成長していくが…
・Jobs(スティーブ・ジョブズ)
Appleの共同設立者のひとりで、ピクサー・アニメーション・スタジオのCEOも務めた実業家、スティーブ・ジョブス。世界を変えた、ジョブスの発明品「アップル・コンピューター」はどういう背景で生まれたのか?ジョブスの生い立ちを解き明かす一作です。(2013年)
あらすじ
1976年、ゲーム機の開発会社で働いていたスティーブ・ジョブス(アシュトン・カッチャー)は類稀ない頭脳を持っていたものの、人付き合いが苦手だった。会社を辞めて友達のスティーブ・ウォズニアック(ジョシュ・ギャッド)と自宅のガレージで「アップルコンピュータ」を立ち上げる。徐々に仲間が増えていくものの、スティーブは変わらず協調性がかけたままだった…
・Big Eyes(ビッグアイズ)
妻が描いた絵を夫が自分の作品だと発表していた…アート界を揺るがせた、嘘のような本当の話を描いた映画です。ティム・バートン監督作品。(2014年)
あらすじ
1960年代、どこか悲しげで大きな瞳をもつ子どもたちの絵<ビッグ・アイズ>シリーズが世界中で一大ブームとなる。作者として名が世間に知れ渡ったのは、ウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)。しかし、実は<ビッグ・アイズ>シリーズを描いていたのはウォルターの妻、マーガレット(エイミー・アダムス)だったのだ…
・Straight Outta Compton(ストレイト・アウタ・コンプトン)
アメリカの伝説的ヒップホップグループ、N.W.Aについて描いた映画です。制作に現役ラッパーのドクター・ドレーやアイス・キューブが参加しています。(2015年)
あらすじ
アメリカで最も治安の悪い地域のひとつといわれている街、コンプトン。イージー・E(ジェイソン・ミッチェル)はドラッグの売人として生活していたが、ヒップホップをやりたいと考えていた。そこで、イージー・EはDJのドクター・ドレ(コーリー・ホーキンズ)と詞を書いているアイス・キューブ(オシェア・ジャクソン・Jr)に声をかけ、ストリートラップグループ、N.W.Aを結成する…
・Erin Brockovich(エリン・ブロコビッチ)
地下水を汚染し続けた大手企業を相手取って訴訟を起こした女性、エリン・ブロコビッチをモデルに描いた映画です。この作品で主演のジュリア・ロバーツはアカデミー主演女優賞やゴールデングローブ主演女優賞などを受賞しました。(200年作)
あらすじ
3人の子持ちで職なし、学歴なしのシングルマザー、エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)。ひょんなことからエリンは弁護士のエドワード・L・マスリー(アルバート・フィニー)の事務所で働くことになる。ある時、エリンはある書類を見つけ、大企業が環境汚染をしているのではないかと疑い始める…
・JFK
1963年に暗殺されたアメリカ合衆国のジョン・F・ケネディ大統領の捜査を続ける捜査官にスポットをあて、大統領暗殺事件の謎に迫る作品です。オリバー・ストーン監督作品で、アカデミー撮影賞と編集賞を受賞しました。(1991年)
あらすじ
ジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)は、ニューオーリンズで地方検事として働いている。大統領暗殺のニュースを知り、犯人と逮捕された人物を見てジムは衝撃を受ける。その人物の名は、リー・ハーヴェイ・オズワルド(ゲイリー・オールドマン)。ジムはすぐにオズワルドについて調査を始めたが、2日後にまた事件が起こる。それはオズワルドが射殺されたというものだった…
・Grace of Monaco(グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札)
ハリウッドで大活躍し、人気絶頂の中、女優を引退してモナコの公妃となったグレース・ケリーの公妃となってからの出来事を描いた映画です。(2014年)
あらすじ
ハリウッド女優として人気絶頂の最中、モナコ国王のレーニエ3世と結婚し、モナコ公妃となったグレース・ケリー(ニコール・キッドマン)。結婚から5年過ぎてもまだ、彼女は王室のしきたりに馴染めていなかった。そんななか、ハリウッド時代に親しかったヒッチコック監督が、グレースに自分の新作映画に出演してほしいと訪ねてくる…
・Elizabeth (エリザベス)
1558年から1603年にイングランドとアイルランドに君臨した女王、エリザベス1世について描いた映画です。(1998年)
あらすじ
16世紀のイングランドでは、ヘンリー8世がイングランド国教会を打ち立てたことで、宗教間の争いが続いていた。ヘンリー8世の娘、エリザベス(ケイト・ブランシェット)は異母姉のメアリー(キャシー・バーク)にロンドン塔に幽閉されていた。しかし、メアリーが病死したことで、エリザベスはイングランドの女王に即位することになる。このとき、エリザベスは25歳だった…
・The Iron Lady(マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)
女性として初めて、イギリスの首相になったマーガレット・サッチャーについて、首相時代だけではなく、引退後の姿までを描いた映画です。(2011年作)
あらすじ
認知症を患っている、ある老婦人が、過去の出来事を回想していた。彼女の名は、マーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)。政治家の父親の影響を強く受けたマーガレットは、オックスフォード大学を卒業後、同じ政治家の道を歩み始める。デニス・サッチャー(ジム・ブロードベント)と結婚後、34歳になったマーガレットは下院議員に初当選する。当時、イギリス議会の議員はほとんど男性で、マーガレットは異色の存在だった…
・The King’s Speech(英国王のスピーチ)
吃音症に苦悩しながらも治療を続け、国民に勇気を与えるスピーチを行ったジョージ6世の実話を描いた作品です。この作品で、アカデミー作品賞や監督賞(トム・フーバー)、主演男優賞(コリン・ファース)をはじめとして世界各地の映画賞で63個もの賞を受賞した作品です。(2010年作)
あらすじ
イギリスの王様、ジョージ6世(コリン・ファース)には大きな悩みがあった。彼が抱える悩みとは、吃音症であること。王様であるからには、国民の前で何度も演説を行わなければならない。ジョージ6世を心配した妻、エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は言語聴覚士のライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)に相談する…
・Once Upon a Time in… Hollywood(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)
1969年に実際に発生した、ハリウッド界を揺るがせた事件を背景に描かれた映画です。クエンティン・タランティーノ監督作品で、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たしました。(2019年作)
あらすじ
TV俳優のリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は映画スターを目指しているが、なかなか上手くいかず焦っていた。そんなリックを支えているのはクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。クリフはリックの付き人兼スタントマンで、親友でもある。ある日、リックの家の隣に人気映画監督ロマン・ポランスキー監督(ラファル・ザビエルチャ)とその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)が引っ越してくる…
☆差別の実話映画
・Green Book(グリーンブック)
ジャマイカ系アメリカ人のジャズピアニスト、ドン・ドクター・シャーリーとシャーリーの運転手のイタリア系アメリカ人、トニー・ヴァレロンガが実際に行った、アメリカ南部を巡るコンサートツアーを描いた映画です。(2018年作)
あらすじ
1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒をしているトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ある日、運転手にスカウトされる。雇い主はドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。ドンはホワイトハウスでの演奏経験もある、天才的な黒人ピアニストだった。黒人のためのガイドブック「グリーンブック」を頼りに、ふたりは旅を開始する…
・Selma (グローリー・明日への行進)
アラバマ州セルマで起きた血の日曜日事件について描かれた映画。実話が基になっていて、黒人の人たちが権利を得ようとする姿に😢です。(2014年作)
あらすじ
1965年3月7日、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の呼び掛けで集まった、黒人の有権者登録妨害に抗議するおよそ600名がアラバマ州セルマを出発。だが、デモ行進の前に、白人知事は警官隊を動員して彼らを暴力で制圧する…。
・12 Years A Slave (それでも夜は明ける)
結構生々しい場面もあって目を瞑りたくなるけど、観てほしい作品。奴隷制度があったアメリカが舞台となっていて、拉致され、南部の農園で12年間も奴隷生活をさせられた黒人男性の実話です。(2013年作)
あらすじ
1841年、奴隷制廃止前のニューヨーク。家族と幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日拉致され、奴隷として売られてしまう。エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちのひどい仕打ちを受けていた彼は…。
・On the Basis of Sex (ビリーブ 未来への大逆転)
アメリカ合衆国の最高裁判事となった女性、ルース・ベイダー・ギンズバーグを主人公に取り上げた映画です。性差別の撤廃を強く訴え、史上初の男女平等裁判に挑んだことが描かれています。(2018年)
あらすじ
貧しいユダヤ人家庭で育ったルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、努力の末、名門ハーバード法科大学院に入学する。ルースが入学した1956年、500人いる生徒のうち、女性はたったの9人。努力家のルースは大学院を主席で卒業したにも関わらず、法律事務所での仕事を得ることはできなかった。理由はただひとつ、「女だから」。仕方なくルースは大学教授になることを決める…
・Hidden Figures(ドリーム)
NASAで偉大な功績を残した3人の黒人女性を描いた作品。人種差別や性差別に負けず、力強く生きた女性たちの姿に心を打たれます。(2016年)
あらすじ
1960年代、宇宙開発をめぐる旧ソ連との激しい競争を繰り広げていたアメリカは、何としてでも有人宇宙飛行計画を成功させようと躍起になっていた。まだ人種差別が強く残っている時代にも関わらず、その優秀な頭脳によりNASAで働いていた黒人女性、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)は宇宙飛行計画のスタッフに抜擢される。人種差別に苦しみながらも、彼女たちは困難に負けず奮闘していく…
・Invictus(インビクタス 負けざる者たち)
南アフリカのマンデラ大統領が、ラグビーを通して国民をひとつにまとめていこうと動く物語です。クリント・イーストウッド監督作品。(2009年作)
あらすじ
反体制活動家として27年も牢獄に入れられていたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)。1990年、彼は南アフリカ共和国として初めて、黒人の大統領になった。未だに南アフリカには人種差別や経済格差が存在していることを実感したマンデラ大統領は、スポーツが国民の団結につながる鍵となると考え、南アフリカ代表のラグビーチーム「スプリングボクス」の主将、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)をお茶に招く…
・Philadelphia(フィラデルフィア)
主演のトム・ハンクスがこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞し、劇中で使用された「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」(ブルース・スプリングスティーン)がアカデミー歌曲賞を受賞しました。(1993年作)
あらすじ
アンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)はフィラデルフィア市最大の法律事務所で働いている。実は、アンドリューは同性愛者で、エイズ患者であることをまわりに隠して生活していた。ある日、同僚がアンドリューの異変に気づく…
☆実話映画からもいろんなことを学ぼう!
これらは、私が今までに観たことのある映画です。
どれも考えさせられる映画ですが、一番衝撃だったのは「それでも夜は明ける」かなと思います。
自由の身だったのに、売られて奴隷になるという人生…あなたには想像できますか。
比べるべきではないけれど、こういう事実を知ると、自分の悩みなんてちっぽけだなと思いますね。
映画からでも、歴史などを知ることはできるので、ぜひ観てみてくださいね!
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