こんにちは、Annaです♡
世界的な祭日の代表ともいえるクリスマス。
サンタクロースがトナカイの引くソリに乗ってやってきて、子どもたちにプレゼントを配っていきますよね。
でもこれって、実はこれはフィンランドやアメリカ、日本などでのクリスマスであり、その祝い方は国によって異なるんです!
フィンランドと同じヨーロッパの国、スペインではクリスマスにサンタクロースは登場しません。
代わりに、東方の三博士という三人の男性が子どもたちにプレゼントを配ります。
それも、クリスマス当日の12月25日ではなく、1月6日に配るのです。
今回は、そんなユニークなスペインのクリスマスをご紹介します。
スペインVlogをご紹介♪
☆スペインのクリスマス

スペインのクリスマスは、12月24日から1月6日です。
12月24日は家族で集まり、12月25日の朝は教会へクリスマスのミサに行きます。
スペインはキリスト教徒(特にカトリック)が多いため、クリスマスも宗教的な意味合いを強く持っています。
家族や友人で過ごしたあと、1月6日に子どもたちには東方の三博士からプレゼントが送られます。
一年間いい子でいればプレゼントがもらえ、悪い子でいた場合は砂糖菓子で作られた「炭のかけら」が置いてあるという、一風変わった面白い風習です。
では、スペインのクリスマスの主役である東方の三博士について、そしてなぜプレゼントの日が1月6日なのかみていきましょう。
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☆東方の三博士とは?

東方の三博士は、イエス・キリストの誕生を祝いにエルサレムにやってきた伝説の賢者です。
それぞれメルキオール(Melchior)、バルタザール(Balthasar)、カスパール(Casper)と呼ばれ、青年、壮年、老年といった三世代、そしてアジア人、コーカサス人、アフリカ人と言う三人種を表しています。
そんな彼らがイエスの誕生を祝福し礼拝するというは、世代や人種を超えた全ての人たちがキリスト教徒になることを暗に意味しています。
彼らがイエスに持って来た贈り物は、黄金、乳香、没薬でした。
黄金はイエスの権力や王位、乳香は「神に捧げる薫香」という意味からイエスの神性、没薬は死を表しています。
没薬を贈ったのは、イエスがのちに人々の罪のために十字架にかけられる救世主であることを意味しているのです。
☆1月6日にプレゼントを渡す由来

1月6日はスペインのクリスマスの最終日であり、子どもたちが東方の三博士からプレゼントを受け取る日でもあります。
もともと1月6日は、東方の三博士がイエスに贈り物を届けた日といわれています。
12月25日、彼らは西方にひときわ輝く星を見つけ、イエスの誕生を知りました。
そしてラクダに乗ってエルサレムに向かい、1月6日の朝に祝福の贈り物(黄金、乳香、没薬)を渡したのです。
このことが由来となり、スペインのクリスマスでは1月6日に東方の三博士からプレゼントをもらう、という慣習が根付いていきました。
子どもたちは、事前に欲しいものを手紙に書いて、東方の三博士にお願いをし、1月6日を待ちます。
ちなみに1月6日は、子どもたちには枕元にプレゼントが置かれていますが、大人たちもそれぞれプレゼントを持ち寄って交換会をすることもあります。
子どもから大人まで楽しめるので、スペインに住む方にとって、なくてはならない祭日ですね。
☆ 東方の三博士と共にスペインのクリスマスを楽しもう
いかがでしたか。
クリスマスといえど、私たちの知らない世界がまだまだたくさんあることに気づいて頂けたかと思います。
背景や登場人物は違いますが、家族や友人とクリスマスを楽しむ気持ちは万国共通です。
スペインならではの素敵なクリスマスをぜひ皆さんも一度、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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